石の上にも三年!


新入社員の社内研修も終了し、現場での実地研修に入っております。

我々の仕事はとにかく危険な工事現場ですから、仕事を早く覚えたい一心でしょうが、慌てず焦らず“安全第一”の約束を守って頑張っていただきたいと願っております。そして先輩に可愛がってもらえるよう、常に謙虚さを忘れないでいて欲しいと思います。

さて先日の“新入社員歓迎会”でのことですが、先輩作業長(入社14年目)から素晴らしい歓迎の言葉がありましたのでご紹介したいと思います。

「私は最初の三年間はおもしろくもなんとありませんでした。ただ三年間我慢して一生懸命続けたら、三年経ってやっと少しだけこの仕事に興味が沸き、もう少し頑張って続けてみようかなと思い、そして五年、十年と・・・・・」

こんなような内容でした。実に正直で、ストレートな表現が的を得ていると思います。

そして最後にこう付け加えてくれました。

「この会社はとてもいい会社です。14年間勤めた僕が言うのですから間違いありません!」

・・・な・な・な・なんて熱い言葉を贈るのだ・・・・・(ボクの心の叫び)

現実の仕事は、想像していたもの、また求めていたものとは乖離していることがあるものだと思います。時には逃げ出したくなることもあると思います。

だからこそ、この先輩作業長が言うように「ごちゃごちゃ言わずに、とにかく三年間頑張れよ!」というのは、自らの経験に裏打ちされた、そうです「石の上にも三年!」を地で行った先輩だからこそ言える言葉だと思います。

先輩作業長の素晴らしい歓迎の挨拶に、ボクはとても感動しました。そしてこういう先輩がいるから任せられる、安心して今年も採用活動に励もう!と決意を新たにしました。

(写真はまず何よりも最初に“軍曹”にお酌する、新入社員君です!)

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