人の温かみ!
15日ぶりの更新です、皆さんご無沙汰しております。
今日は「人の温かみ」について少々書かせて頂きます。
「温かみ」が正しいのか、「暖かみ」が正しいのか・・・・・
どっちも正しいのか・・・・・まあ、どっちでも、いっか!!
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昨年、長野の佐久に所用で出掛けた時のことです。
そこは「トンネルを抜けたら、一面“銀世界”」で、駅に降り立ったら寒いのなんのって、東京人のボクはそういうのに全く“弱い”んですね、何の準備もありません。雪が降っちゃてるし、方向も良くわからないし、タクシーもいないし、とりあえず「お店」を探して歩き出しました。そして見つけた“T系列自動車販売店”で道を尋ねようと、店内に人がいるか入口からジロジロと見ておりました。そうしたら、お店の方がドアを開けるなり「寒いでしょ、中に入ってくださいよ。(注:ちょい、なまりあり)」と店内に通してくださいました。そしてすぐに“熱いお茶”と“ティッシュ”を素早くボクの前に出してくださいました。・・・そうです、ボクは見知らぬ地でコートもなく、あまりの寒さで、見るからに『鼻、グシュグシュ!』だったのです!!熱いお茶を「ズズッー」と頂き、「あっ、お茶ってこんなにうまかったっけ??」と・・・・・
その親切な方はお店の“店長さん”でした、それから店長さんが歩いては無理だとおっしゃるので、タクシーを呼んで頂き無事に目的地に時間内に到着することが出来ました。
見知らぬ地で、凄く寒い! それでも店長さんのご親切で、身体も心も温まった出来事でした。
もうひとつ、最近のことです。夜に宇都宮の先まで出かけました。特に日が沈むのが早いこの時期です、しかも宇都宮からローカル線にしばらく乗ってですから、駅を降りて改札を出たら、もう“真っ暗!”なんです。東京は街灯も沢山あって、夜でも明るく足元をそんなに気にすることは滅多にありません。ですから、ここでも東京人の“弱さ”がもろに露呈されました。暗くて「歩くのが怖い!」んです。地図はありますが、まずは明るいところへ出なくてはと、駅から少し離れた商店が数件連なるところまで恐る恐る歩いて行きました。そこに一軒の「お肉屋さん」があり、ドアをガラリと開け「スイマセン、道を教えてください」とご主人らしき方に地図を見せてお尋ねしました。ここでも「歩いては無理だよ、送ってあげるよ!(注:ちょい、なまりあり)」と、大変親切なお言葉を掛けて頂きました。
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東京でも沢山の親切に合っているのでしょうが、気がつかないのでしょうか?それとも忙殺される日常で「大切な何か」を見過ごしてしまっているのでしょうか。同じ人間が、どうして地方に行った時に強くこんな気持ちになるのでしょうか?
「俺は親切か?」
「俺は温かいか?」
人様の親切、温かみに触れて、自分自身を改めて振り返りました。