安全は周りの環境から!
「今年こそ、災害・事故のない一年にしたい!」
との強い思いでスタートしました2010年、早くも一ヶ月が過ぎようとしております。
年頭のご挨拶でもお伝えさせて頂いたのですが、現場第一線で当社のために働いてくださっている現場の皆さんに対し
「気をつけろ!危ないことするな!危険だからやめろ!」
の一方的な安全指導、安全対策には限界があると思っております。(もちろん必要なことでもありますが・・・)
では、どうするのが効果的なのでしょう?
私が考えるに、やはり人的対策に加えて“ハード面”“環境面”の対策による危険要因の排除が絶対に必要ですし、効果的です。
万が一、誰かが間違っても、ハード的にそして環境的に事故や災害に繋がらないよう、遮断出来る仕組みが必要です。
『ヒューマンエラー』という言葉がありますが、人間ですから誰だって間違えやミスを犯します。
わざとじゃなくても長年の経験による行動や、体にすり込まれた感覚だったりで、思わぬ過ちを犯すことがあると思います。
そういった“エラー”自体を極力なくそうとする『人的対策』に加え、“エラー”自体が発生しないような外部環境整備、周囲の環境作り(人間関係を含めて)といった対策が必要だと考えます。
よく「起こるべくして起こった事故」などという言い方をしますが、まさにこれはそういった『外部環境』すなわち『ハード面』の対策不備を指摘していると思います。
私はこの辺のところにスポットを当てて対策を考え、
「 共に働くことは 共に生きることだ! 」
の言葉通り苛酷な現場環境の中、第一線で活躍される仲間の皆さんを守り抜きたいです!
(写真は“安全祈願”の一コマです!)