まだまだ若いもんにゃ負けん!
この写真は先日の連休での停電工事のひとコマです。現場は世界をまたにかける、某大手商社の本社ビルです。この親分の横顔からは、戦後の高度経済成長を遂げ、世界でも有数の経済大国になった日本を、“電気工事”という側面から支えてきた偉大ささえ感じます。最近の新聞記事で、特に製造業の“熟練工”が少なくなっている問題がよくクローズアップされていますが、建設業も同様だと思います。歴史の重みを再認識し、謙虚な気持ちで先輩から技術・技能を学びたいものです。今は道具でも工具でも何でも、便利なものが次から次に開発され、大量生産されます。“腕を磨く”なんて言葉があまり聞かれなくなってきている時代かも知れません。それだけに先輩たちが腕で勝負し、会社を築き上げてきた歴史が、ある意味うらやましくも思えます。
“賢者は歴史に学ぶ”という言葉があります。今はどうしてあるのか?と考えることも自分自身を見直すいい機会だと思いました。